生野祥雲斎作花入の買取実績とお客様の声
査定士から聞いたお客様とのやりとりの一部を抜粋して記事にしております。

人間国宝 生野祥雲斎 花入
三重県津市にお住いのお客様より茶道具を一式お買取りしました。どれもとても美品だったのですが、中でも目を引いたのは人間国宝ともなっている生野祥雲斎の花入です。少し擦れが見受けられる箇所もありますが、比較的綺麗に保存されており、お客様の満足できる額を提示させていただくことができました。出張買取に満足して頂けたようで大変嬉しく思います。
ご売却頂いたお客様の声
母が集めていた茶道具を大切にしていたのですが、自分もいい歳な上に引き取りてもいないので売ることに決めました。そこで最近町内会で度々耳にする日晃堂さんに買取のお願いをしたのですが、噂で聞いていた通りとても親切な買取業者さんで安心して利用できました。オペレーターの方ももちろん丁寧で良かったのですが、来てくださった査定員の方の対応が素晴らしかったです。母の大切にしていた茶道具にしっかりと価値を付けてくださってありがとうございました!

- 生野祥雲斎の歴史
- 竹工家である生野祥雲斎は、大分県大分郡石城川村内成(現在:別府市)にて生まれました。祥雲斎は19歳の時点で大分の竹工芸の基礎を築き上げたともいえる人物である竹工芸家佐藤竹邑斎に師事しました。竹工芸の現代化が図られた明治から昭和初期にかけての当時、竹工品より唐物風の様式が茶道では大きな割合を占めており、唐物をの技巧を習得した上で独自性を確立させることが大要でした。そのため佐藤竹邑斎も唐物の技巧を受け継いでおり、師事していた祥雲斎もその影響を大きく受けたそうです。しかし、祥雲斎は唐物様式の中で作家として歩み、編みの精緻さや技巧追求というしがらみに捕らわれずに竹そのものによる造形美を追求し純粋芸術の域まで高め独自の作風を築き上げていきました。
- 生野祥雲斎の特徴
- 竹工芸の基本は竹がもつ天然の特質や美しさをまず理解する必要があります。伝統的に継承され、かつ洗練された技を出来る事が限られている竹で行うのは非常に難しいのです。しかし祥雲斎は、竹材に関する卓越した知識を持ち合わせ、制作するにあたって一貫して素材の特質を十分に発揮できるよう制作をつとめました。脱色した白竹を用いて竹材ならではの清楚さを表現し、竹が持つ弾力性・強靭性を活かした作品の数々は祥雲斎の作品の特徴の一つと言えます。
- 竹花入(一重切)
- 花入には素材・形など様々な種類があります。祥雲斎が制作した花入にも使われている形状が一重切です。一重切は筒形の竹花入れの側面に花を生けるための窓が切り取られた形状のものを指します。茶人である千利休が小田原攻の際に箱根湯本で竹を取り寄せて作った花入が一重切の初めと言われています。
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